1R・1K・1DK・1LDKの違いは?間取り表記の読み方と選び方

公開日: 2026年9月26日|くらべーる編集部

物件情報の「1K」「1LDK」という表記は、部屋の数とキッチンの形を示しているだけで、広さは保証していません。同じ1Kでも専有面積が10㎡違うことは普通にあります。ここを知らないまま間取りだけで絞り込むと、内見に行って「思っていたより狭い」が続きます。読み方を一度整理しておきます。

間取り表記は何を表している?数字は居室の数

先頭の数字は居室(寝室や個室として使える部屋)の数、アルファベットはキッチンまわりの構成を表します。

表記意味構成
1Rワンルーム居室の中にキッチンがある(仕切りなし)
1Kキッチン居室1+仕切られたキッチン
1DKダイニングキッチン居室1+食事スペースのあるキッチン
1LDKリビング・ダイニング・キッチン居室1+くつろげる広さのLDK
2LDK同上居室2+LDK

注意したいのは、LDKの部分は居室の数に入らない点です。1LDKは「部屋が2つある」のではなく「個室1つ+広めのLDK」。2人で住むなら1LDKでは寝室が1つしかない、という前提で考えてください。

DKとLDKはどこで線を引く?帖数で決まっている

DKとLDKの区別は、感覚ではなく帖数で定められています。不動産の表示に関する公正競争規約にもとづく運用では、次の基準が使われています。

居室の数DKLDK
1部屋4.5帖以上 8帖未満8帖以上
2部屋以上6帖以上 10帖未満10帖以上

つまり1DKと1LDKの境目は8帖です。7.5帖ならDK、8帖ならLDKと表記されます。家賃には数千円〜1万円の差が出ることもありますが、実際の広さの差は0.5帖(約0.8㎡)ということもあるわけです。

なお1帖(1畳)は、表示規約上1.62㎡以上として換算する決まりです。8帖なら約13㎡以上になります。

検索するときのコツ 間取りで絞らず、専有面積で絞ること。「1K」で検索すると20㎡も30㎡も混ざりますが、「25㎡以上」で絞れば広さが担保されます。間取りは後から条件に足せば十分です。ポータルサイトはどちらの条件でも絞り込めます。

1Rと1K、どちらを選ぶ?自炊するなら1K

1R1K
キッチンの位置居室の中仕切られている
料理のにおい寝具・衣類に移りやすい移りにくい
冷暖房の効率玄関まで含めて冷暖房することに居室だけで済む
家賃数千円安いやや高い
家具の配置自由度が高いやや制限される

判断の軸は「自炊をするかどうか」です。ほとんど外食なら1Rで問題ありません。週に何度か料理をするなら、においと冷暖房効率の差が毎日効いてくるので、数千円の差なら1Kを選ぶ価値があります。

同じ1Kでも広さが違うのはなぜ?表記が広さを保証しないから

間取り表記は部屋の数とキッチンの形を示すだけだからです。専有面積20㎡の1Kと30㎡の1Kは、同じ「1K」として並びます。

専有面積1Kでの体感向いている人
18〜22㎡居室6帖前後。ベッドと机で埋まる荷物が少ない・在宅時間が短い
23〜26㎡居室8帖前後。標準的一般的な一人暮らし
27〜30㎡居室10帖前後。ソファも置ける在宅勤務がある・荷物が多い

比較するときは専有面積と各部屋の帖数を見てください。間取り図には必ず「洋室6.0帖」のように書かれています(内見のチェックリスト)。

専有面積には何が含まれる?バルコニーは入らない

バルコニーは災害時の避難経路として使われる共用部分なので、専有面積とは別に表示されます。逆に言えば、ロフト付きの物件は表示面積より実際に使える空間が広いことになります。同じ23㎡でも、ロフトがあれば収納力はかなり違います。

面積の測り方にも2種類あり、壁の中心線で測る「壁芯」と、内側で測る「内法」では数値が変わります。賃貸の募集図面では壁芯が使われることが多く、表示より実際に使える床面積はやや狭くなると考えておくとずれが小さくなります。

間取り図の記号は何を意味する?

記号意味見るべき点
UBユニットバス浴室とトイレが一体か、別かを確認
CL / WICクローゼット/ウォークインクローゼット奥行き。45cm前後だとハンガーが入らないことも
SBシューズボックス靴の収納量
PSパイプスペース配管スペース。部屋の形が欠ける原因
MBメーターボックス同上
RFロフト天井高1.4m以下。面積に含まれないことが多い

PSとMBは見落とされがちですが、部屋の形が四角でなくなる原因です。家具の配置に影響するので、間取り図で位置を確認しておいてください。

何人で住むなら、どの間取り?

世帯目安の間取り目安の専有面積
一人暮らし1R〜1K20〜26㎡
一人暮らし(在宅勤務あり)1K〜1LDK26〜40㎡
二人暮らし1LDK〜2LDK40〜55㎡
夫婦+子ども1人2LDK50〜60㎡
夫婦+子ども2人3LDK65〜80㎡

二人暮らしで1LDKを選ぶ場合、個室が1つしかない点は意識しておいてください。生活時間がずれる場合や、どちらかが在宅勤務をする場合は2DK・2LDKのほうが無理がありません(二人暮らしの初期費用)。

よくある質問

1Rと1Kは何が違いますか?
キッチンが居室と仕切られているかどうかです。1Rは部屋の中にキッチンがあり、1Kは壁やドアで区切られています。家賃は1Kのほうが数千円高くなるのが一般的ですが、料理のにおいが寝具や衣類に移りにくく、冷暖房の効率も上がります。自炊をするなら1Kを選ぶ価値があります。

DKとLDKはどう区別されていますか?
居室の数に応じた帖数で区別されます。不動産の表示規約では、居室が1部屋の場合はDKが4.5帖以上8帖未満、LDKが8帖以上。居室が2部屋以上の場合はDKが6帖以上10帖未満、LDKが10帖以上とされています。つまりLDKはDKより広いことが保証されており、感覚ではなく面積で線引きされています。

同じ1Kでも広さが違うのはなぜですか?
間取り表記は部屋の数とキッチンの形を示すだけで、広さを保証しないからです。1Kは居室1部屋とキッチンという意味でしかないため、専有面積が20平方メートルの物件も30平方メートルの物件も同じ1Kと表記されます。物件を比べるときは間取り表記ではなく、専有面積と各部屋の帖数で見てください。

専有面積にバルコニーは含まれますか?
含まれません。バルコニーは災害時の避難経路として使われる共用部分で、専有面積とは別に表示されます。同じ理由で玄関ポーチや専用庭も専有面積には入らないのが一般的です。ロフトも建築基準法上の居室に当たらない場合は面積に含まれないため、表示より実際に使える空間が広いことがあります。

まとめ

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※ 仲介手数料は最大0円です。貸主から広告料(AD)が設定されていない物件など、一部対象外となる場合があります。帖数の基準は不動産の表示に関する公正競争規約にもとづく一般的な運用です。

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