敷金礼金なし(ゼロゼロ物件)はやばい?デメリットと契約前チェックリスト

公開日: 2026年7月7日|くらべーる編集部

敷金0円・礼金0円の「ゼロゼロ物件」は、初期費用を家賃2ヶ月分も圧縮できる魅力的な選択肢です。一方でネットには「ゼロゼロ物件はやばい」という声も。結論としては、仕組みを理解して契約書を確認すれば有効な選択肢ですが、確認を怠ると「安く入って高く出る」ことになりかねません。この記事でデメリットと確認ポイントを整理します。

なぜ敷金・礼金をゼロにできるのか

主な理由は空室対策です。入居が決まらない期間が続くほどオーナーの損失は大きくなるため、「入口のハードルを下げて早く埋める」戦略として敷金・礼金を無くしています。つまりゼロゼロ=事故物件・訳あり物件、ということではありません。ただし、その分のリスクやコストを別の形で回収する契約になっている場合があるため、以下のデメリットを確認してください。

ゼロゼロ物件の4つのデメリット

1. 退去時のクリーニング費用が特約になっていることが多い

敷金がない=退去時精算の担保がないため、「退去時クリーニング費用◯万円(実費)を借主負担とする」という特約が契約書に入っているのが一般的です。金額が明記されているか、相場(ワンルームで3〜5万円程度)から大きく外れていないかを確認しましょう。

2. 短期解約違約金が設定されている場合がある

「1年未満の解約で家賃1ヶ月分」「2年未満で0.5ヶ月分」といった短期解約違約金が付いていることがあります。転勤や進路変更の可能性がある方は、違約金の条件を必ず確認してください。

3. 家賃や共益費がやや高めに設定されていることがある

礼金分を家賃に上乗せして回収するケースです。同じ建物・近隣の類似物件と家賃を比較し、明らかに高い場合は総額で損になっていないか計算しましょう(2年住むなら家賃+3,000円=7.2万円の負担増です)。

4. 人気の低い物件・時期の可能性

駅から遠い、築年数が古い、閑散期で埋まらない——などの理由でゼロゼロにしている場合もあります。逆に言えば、条件に納得できるなら交渉の余地が大きい物件でもあります(フリーレント交渉が通りやすいのもこのタイプです)。

契約前チェックリスト

ゼロゼロ物件が向いている人・向かない人

向いている人 向かない人
初期費用をとにかく抑えたい / 2年以上住む予定 / 契約書をきちんと確認できる 1年以内に引っ越す可能性がある / 退去時にまとまった出費をしたくない

なお、ゼロゼロ物件でなくても、仲介手数料を0円にするだけで家賃1ヶ月分+税は確実に下がります。物件の選択肢を狭めたくない方は、まずそちらから検討するのがおすすめです(初期費用の内訳と安く抑える方法)。

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